アルペジオと回転

· 音階とアルペジオ · レベル4 · 16分

アルペジオは、和音の音を1つずつ順に弾くものです。ピアノではレパートリーで最もよく出てくる動作のひとつです。ロマン派の伴奏、バッハの前奏曲、協奏曲のカデンツァ。そして最も難しい動作のひとつでもあります。音階より間隔が広く、親指は3度や4度をくぐらなければならず、手は開いたり閉じたりし続けるからです。

基本の運指(白鍵の根音)

アルペジオ右手(2オクターヴ)左手(2オクターヴ)
ハ長調1 2 3 1 2 3 55 4 2 1 4 2 1
ト長調1 2 3 1 2 3 55 4 2 1 4 2 1
ヘ長調1 2 3 1 2 3 55 4 2 1 4 2 1
イ短調1 2 3 1 2 3 55 4 2 1 4 2 1
ニ短調、ホ短調1 2 3 1 2 3 55 4 2 1 4 2 1

黒鍵から始まるアルペジオには、音階と同じ論理を当てはめます。親指は白鍵を取ります。たとえば変ホ長調、変イ長調、変ニ長調では、右手は1オクターヴを2 1 2 4で弾きます(ミ♭ ソ シ♭ ミ♭:ミ♭に2、ソに親指)。サイトの練習ジェネレーターで、すべての調の運指を見られます。

M:4/4
L:1/8
Q:1/4=66
K:C
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回転:なめらかなアルペジオの秘訣

手を広げたまま固めて、指だけでアルペジオを弾こうとすると、疲れるうえに腱にとって危険です。解決策は前腕の回転、ドアノブを回すときの動きです。親指と5の指のあいだで、前腕が少し回ります。重さを小指のほうへ「注ぎ」、また親指へ戻すのです。どの音も腕の助けを受け、手が大きく広がったままになることはありません。

分散和音での回転の練習:親指が弾き、5のために前腕が外へ回り、3のために親指のほうへ戻り、と続けます。指はほとんど受け身で、回っているのは腕です。

M:4/4
L:1/8
Q:1/4=72
K:C
!1!C!5!G!3!E!5!G !1!C!5!G!3!E!5!G | !1!D!5!A!3!F!5!A !1!D!5!A!3!F!5!A | !1!B,!5!G!3!D!5!G !1!B,!5!G!3!D!5!G | !1!C!5!G!3!E!5!G !1!C4 |]

アルペジオでの親指くぐり

  • 親指は早めに、2の指が弾いたらすぐに移動し、手首は横へ滑ります。
  • ひじも動きについていきます。上行では体から離れていきます(右手)。
  • すき間をなくすには、3→1の「跳躍」だけを練習しましょう。ソ(3)から高いド(1)へ、10回、ゆっくり、鍵との接触を保ちながら。
  • あるテンポを超えると、手は親指を本当に「くぐらせる」のではなく、腕の小さな横の動きでずれていくようになります。土台がしなやかなら、自然にそうなります。
よくある間違い:
  • 手をできるだけ大きく広げて、広げたままにする:すぐに緊張が生まれ、音が硬くなります。
  • 腕を動かす代わりに、手首をワイパーのように振る。
  • オクターヴごとに親指にアクセントがつく:アルペジオが3音ずつの束の連なりになってしまいます。
ヒント:まずアルペジオを「まとめた和音」で練習しましょう。ド-ミ-ソを同時に、次にミ-ソ-ド、次にソ-ド-ミと鍵盤を上がっていきます。手は動きより先に地理を覚えます。

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